失敗しない!ホームページ制作会社の選び方

ホームページお役立ち情報

姫路市のホームページ制作会社、エスティー・クリエイティブです。
この記事をご覧の方は、自社のホームページを作成またはリニューアルすることが決まり、WEB制作会社をお探しかもしれません。
全く知識が無い方はもちろん、多少知識がある方にとっても業者選びは簡単ではありません。
「何を基準にWEB制作会社を選べばいいのか分からない」といった方も多いと思います。
この記事では、ホームページ制作会社の選び方を姫路市でホームページを300件以上制作してきた経験を元に解説します。

ホームページ制作会社に依頼するための事前準備

新しく業者を探す場合は、数社を比較して検討することになるかと思います。
しかし、事前の準備が出来ていないと最適なWEB制作会社は選べません。
あくまで、WEB制作会社はサポートしか出来ません。
自社が主体性を持ってホームページ制作を進め、より良い提案を引き出して、最適なホームページを完成させましょう。

ホームページの目的を明確にする

まずはホームページの目的を明確にしてください。
目的が曖昧だと、どのようなホームページを発注すれば良いか判断できません。

良い目的の例

  • ホームページで認知を増やし、売上につなげたい
  • 若者向けに企業のイメージを一新し、採用を募集したい
  • 検索しても自社のホームページが出てこないので、上位に表示させたい

悪い目的の例

  • 10年前に作ったホームページを新しくしたい
  • ホームページから反響はあるが、デザインが気に入っていないのでリニューアルしたい

自社のビジネスとマッチした目的を設定することが理想です。
なんとなく新しくしたいやかっこよくしたいなど手段が目的になってしまわないようにしましょう。
目的が定まっていないホームページは、制作しても効果が出ない可能性が高いです。
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ホームページのターゲットを設定する

誰に向けたホームページにするのかも明確にする必要があります。
顧客はBtoBなら企業の担当者、BtoCなら一般消費者となるでしょう。
さらに、年齢や性別、職業、年収、世帯規模、住所などの属性も絞り込みましょう。
ターゲットによって、優先すべきコンテンツやデザインも変わります。

理想はペルソナデザインを作成し、好みや行動パターンなども定義できていると、より良いホームページにするための方向性を定めやすいです。

自社のアピールしたいポイントや強みを洗い出す

よほどニッチなビジネスで無い限り、同じようなサービスを提供する会社のホームページは世の中にたくさんあります。

まずは、ホームページで伝えたい自社の商品やサービスの特徴、会社の強みをしっかりと把握してください。
この内容を整理して制作会社に伝えるのと伝えないのでは、制作会社からの提案に差が出ます。
制作会社はあくまでサポートしか出来ないので、自社の商品やサービスに詳しい社員の方々がその情報を伝えてください。

単に事業内容を掲載しただけのホームページでは、どんな特徴があるのか、何が違うのか、ユーザーに伝わりません。
ユーザーに魅力を伝えるには、売り手目線の主観的な視点ではなく、お客様目線で客観的に商品やサービスの良さを伝えることが重要です。

自社のホームページの参考になるサイトを探す

参考サイトがあると、よりイメージに近いホームページを作ってもらいやすいです。
制作会社からも参考サイトを元に、より良い提案を引き出すことが出来ます。

デザインだけでなく掲載する内容やホームページのゴールをイメージするきっかけにもなるので、良いなと感じたサイトをリストアップしておくのがおすすめです。

ホームページの納期を決める

ホームページ制作には時間がかかります。
平均して「1ヶ月~3ヶ月」程度、内容によっては「半年~1年以上」かかることもあります。

納期が短いと特急料金が発生したり、十分なクオリティを保証できなくなってしまいます。
あらかじめ余裕を持った公開日を決めておけば、そこから逆算して写真や原稿の準備等のスケジュールを立てることが出来ます。
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ホームページの管理・運用方針を決める

ホームページは作って終わりではなく、公開後も継続的に管理・運用し、ブラッシュアップしていくことでより集客力を高めることが出来ます。
運用を自社でするのか、制作会社に依頼するのか、依頼するなら月々の予算は?、運用時に制作会社に何を求めるか。
このような内容を事前に決めておいて、ホームページ公開後のことも頭に入れておいた方が良いでしょう。
初期費用が安くても、月額の費用が高ければ、合計の支払い総額は大きくなってしまいます。

ホームページの予算を決める

相場が分からないという方も予算は、できるだけ具体的に設定しましょう。

予算によっては、ホームページの作り方の選択肢も変わってきます。
制作会社の費用はスタッフの稼働時間によって決まることが多く、予算が高ければ凝ったデザインやボリュームの多いホームページの制作も可能となりますし、予算が低ければその範囲内でいかに良いものを作るかを考えてなくてはなりません。
ホームページの仕様に大きく関わってくるので、予算はできるだけ提示するようにしましょう。

制作会社選びのポイント

準備が整ったら、いよいよ制作会社の選定に移ります。
基本的には、3社程度の複数のWEB制作会社から見積もりをとるようにしてください。
予算の相場やそれぞれの特徴を比較して、より良い会社を選んでください。

実績が豊富で同業他社の実績があるか?

まずはどんな制作実績があるかを確認しましょう。
おしゃれさや見た目だけにこだわると、ユーザーの操作性が悪かったり、コンバージョンにつながりにくく失敗するケースが多いです。
見た目だけで判断せず、どのような会社のホームページを制作しているか、自社の求めるデザイン力があるかを確認してください。
知っている会社があれば安心して依頼できる可能性もあがります。
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特に同業種の制作経験があると、その業界の情報やセオリーなどもふまえて制作してもらえるのでスムーズに進みやすいです。
または、総合力のある制作会社だと業種関係なく高いクオリティで制作してもらえるので、候補に入れてよいでしょう。

対面で打ち合わせが可能か?

数ヶ月かかるホームページ制作を進めていく上で、信頼関係の構築は非常に重要です。
リモートワークやWEB会議も多くなっていますが、やはり直接、顔を合わせるほうがお互いの表情が感じ、ニュアンスも伝わりやすいです。

慣れている方はWEB会議でも構いませんが、初めてホームページ制作を依頼する場合はまずは対面での打ち合わせをおすすめします。
制作会社によっては、訪問に応じない会社もあるので事前に確認してください。

コミュニケーションがスムーズか?

対面での打ち合わせにも共通しますが、コミュニケーションも円滑に進む相手を選びましょう。
こちらの意図を汲み取ってくれなかったり、専門用語ばかりで意味が分からない等が起こるとスケジュールが遅れたり、クオリティが下がってしまいます。

また、連絡がなかなかつながらない、返事が1週間無いなどもホームページ完成後に緊急の対応が必要になった時に困ります。
金額や実績にこだわりすぎず、先のことを見据えて選んでください。

完成後の運用のフォローも十分か?

ホームページは完成してからがスタートです。
公開後も継続的に管理・運用し、ブラッシュアップしていくことでより集客力を高めることが出来ます。

しっかりと保守運用をしてくれる会社かどうかは非常に重要です。
制作した会社の運用が不十分で、別の会社に頼むことになると、最初から説明しないといけませんし、制作時の意図も全て伝わりにくいです。
また、制作の仕方も会社によって違うので、別の会社が作ったシステムだと運用費用が割高になることもあります。
ホームページ完成後に目標を見定めて、更新やブラッシュアップに対応してくれるのか、あらかじめ確認しておきましょう。

WEBマーケティングの知識や経験があるか?

ホームページを公開しても誰にも見てもらえないと意味がありません。
検索順位の向上やSMS、広告の活用など手段は様々です。
WEBで新規顧客や認知度を獲得したいと考えている方は、どうやって流入を増やして目的につなげるかまで想定して制作してくれる会社を選びましょう。

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制作会社自体のホームページが分かりやすいか?

ネットで制作会社を探す場合、ホームページが充実している会社は良いことが多いです。
会社の顔として、きちんと自身のホームページを作り込んでいる制作会社は気配りや配慮ができ、説得力があります。
何か古いなと感じたり、情報が不十分だったり、一切更新されていない等が無いか確認してください。

ただ、ホームページが充実していないのは「仕事が多くて自社のことは後回しになっている」「スキルが高く、集客が十分に出来ているから自社のホームページを更新する必要がない」などの場合もあります。
ホームページが不十分でも良い制作会社はたくさんありますので、あくまで目安として検討してください。

金額だけで評価しない

見積金額だけでどの制作会社に依頼するか判断してしまうのはとても危険です。
安いのには必ず理由があります。

安いという理由で制作会社を選んでしまうと、全く成果の出ず、意味の無いホームページが出来てしまったり、運用のことを考えていなくて更新や改善が困難になってしまうこともあります。
専門用語を多用せずに、同じ目線で会話をしてくれる担当者を選びましょう。

まとめ

WEB制作会社に依頼する場合も、自社で対応すべき部分はたくさんあります。
任せっきりにしてしまうと、ホームページ制作が失敗する可能性が高まるので、制作会社にサポートしてもらいながら、一緒に良いホームページを作っていく感覚で臨みます。

実績などを参考に信頼できそうな会社を見つけて、作ることを目的にせず、その先の効果を目標にプロジェクトを進めていきましょう。
自社と制作会社がチームとなって、イメージをしっかり共有出来ればホームページ制作が成功する可能性が高まります。

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