姫路市のホームページ制作会社、エスティー・クリエイティブです。
ホームページのリニューアルや新規制作を検討するとき、多くの担当者様が悩まれるのが「デザイン」の決め方です。社内で意見が分かれてしまう、担当者の好みで決めてしまい後から後悔する、おしゃれなサイトを作ったのに問い合わせが増えない、といったお悩みをよくお聞きします。
ホームページのデザインは、単に見た目の好みで選ぶものではなく、ターゲットや目的に合わせて論理的に決めていくべきものです。今回は、播磨地域の中小企業様がホームページのデザインを決める際に押さえておきたいポイントを解説します。
Contents
ホームページのデザインが重要な理由
ホームページのデザインは、会社の第一印象を左右する重要な要素です。ユーザーはページを開いてから数秒で「信頼できそうか」「求めている情報がありそうか」を無意識に判断していると言われています。
デザインが整っていないサイトは、それだけで離脱の原因になってしまいます。逆に言えば、ターゲットに合ったデザインにすることで、滞在時間の向上や問い合わせ増加につなげることも可能です。
おしゃれなデザインにすることが目的ではなく、「見た人に信頼してもらい、行動してもらう」ことがデザインの本来の役割だと意識しておきましょう。
デザインを決める前に整理しておきたいこと
いきなり配色やレイアウトの相談から入ってしまうと、途中で方向性がぶれてしまいがちです。デザインの打ち合わせに入る前に、以下の3点を社内で整理しておくことをおすすめします。
01.ターゲットユーザー像を明確にする
どんな業種・年代・立場の人がサイトを見るのかによって、適切なデザインは大きく変わります。例えば、若年層向けのサービスと、企業の決裁者向けのBtoBサービスとでは、色使いやフォント、写真の雰囲気も異なってきます。
「誰に見てもらい、どう感じてもらいたいか」を最初に言語化しておくと、デザインの方向性がぶれにくくなります。
02.サイトの目的を明確にする
問い合わせを増やしたいのか、採用応募を増やしたいのか、会社の信頼感を伝えたいのかによって、優先すべきデザインの要素は変わります。目的が曖昧なまま進めると、見た目は良いが成果につながらないサイトになりがちです。
03.既存の販促物・ブランドカラーとの統一感
名刺やパンフレット、看板などですでに使用しているロゴカラーやトーンがある場合は、ホームページも合わせることで会社としての一貫性が生まれます。デザイン会社に相談する際は、既存の販促物をあらかじめ共有しておくとスムーズです。
失敗しないデザイン選びのポイント
ここからは、実際にデザインの方向性を決めていく際に意識したい具体的なポイントをご紹介します。
01.「好み」ではなく「ターゲットに響くか」で判断する
デザインの良し悪しを社内の好みだけで判断してしまうと、実際のターゲットとズレが生じることがあります。決裁者の好みと、実際に問い合わせをするお客様の好みは必ずしも一致しません。
デザイン案を確認する際は「自分が好きかどうか」ではなく「ターゲットが見たときにどう感じるか」という視点で評価するように心がけましょう。
02.スマートフォンでの見え方を基準に考える
現在は多くのユーザーがスマートフォンからサイトを閲覧します。パソコンの画面で見栄えの良いデザインでも、スマートフォンで見ると情報が読みづらい、ボタンが押しにくいといったケースは少なくありません。
デザイン確認の際は、パソコン画面だけでなくスマートフォン表示のイメージも必ず確認するようにしましょう。
03.情報の優先順位を意識したレイアウトにする
デザインは装飾だけでなく、情報の見せ方そのものです。伝えたい情報をすべて同じ大きさ・同じ強さで並べてしまうと、結局何が重要なのかユーザーに伝わりません。
- 最初に伝えたい強み・サービス内容
- 問い合わせや資料請求などの行動導線
- 会社の実績や信頼につながる情報
これらに優先順位をつけ、視線の流れに沿って配置することで、伝えたい情報がしっかり届くデザインになります。
04.更新のしやすさも考慮する
公開時の見た目だけでなく、公開後に自社で更新していけるかどうかもデザインを決める上で重要な視点です。凝った装飾や特殊なレイアウトを多用すると、後から文章や写真を差し替える際に外部業者への依頼が必要になり、更新のたびにコストがかかってしまうことがあります。
更新頻度の高いページについては、ある程度シンプルな構成にしておくと、公開後の運用がスムーズになります。
05.参考サイトを集めて方向性をすり合わせる
「かっこいい」「信頼感がある」といった言葉の受け取り方は人によって異なります。制作会社との認識のズレを防ぐために、良いと感じる同業他社のサイトや、雰囲気の近いサイトをいくつか集めておき、打ち合わせの際に共有することをおすすめします。
逆に「こういうデザインは避けたい」という参考例を伝えるのも、方向性をすり合わせる上で効果的です。
06.配色は3色程度にまとめる
使用する色数が多くなるほど、サイト全体の統一感が失われ、ごちゃごちゃした印象になりやすくなります。ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3色を基本に、比率を決めて使い分けると、まとまりのある印象に仕上がります。
色にはそれぞれ与える印象があり、例えば青系は誠実さや信頼感、緑系は安心感、オレンジ系は親しみやすさを連想させると言われています。自社が伝えたいイメージに合わせて、メインとなる色を選ぶとよいでしょう。
07.写真・画像のクオリティにもこだわる
どれだけレイアウトを工夫しても、掲載する写真の質が低いと全体の印象が下がってしまいます。フリー素材だけに頼ると、他社のサイトと似た印象になってしまうこともあるため、可能であれば自社の商品やスタッフ、店舗の写真を撮影して使用することをおすすめします。
特に代表挨拶やスタッフ紹介のページは、実際の写真を使うことで信頼感や親近感が大きく変わってきます。
よくある失敗パターン
デザインを決める段階でよく見られる失敗パターンもあわせてご紹介します。事前に知っておくことで、同じ失敗を避けやすくなります。
- 担当者個人の好みだけで最終決定してしまい、社内外から「見づらい」との声が上がる
- 競合他社のサイトを意識するあまり、自社らしさが感じられないデザインになってしまう
- 装飾やアニメーションを盛り込みすぎて、表示速度が遅くなり離脱率が上がってしまう
- デザインの打ち合わせに時間をかけすぎて、公開時期が大幅に遅れてしまう
デザインにこだわることは大切ですが、目的から外れてしまっては本末転倒です。判断に迷ったときは、最初に整理した「ターゲット」と「サイトの目的」に立ち返って検討するようにしましょう。
デザイン会社との打ち合わせで伝えておきたいこと
制作会社にイメージを伝える際、以下の内容を整理しておくと、打ち合わせがスムーズに進みます。
- 好きなサイト・参考にしたいサイトとその理由
- 避けたいデザインやNGカラー
- サイトの目的(問い合わせ増加、採用、商品訴求など)
- ターゲットとなるユーザー像
- 更新頻度が高いページの有無
これらの情報が事前に共有されていると、制作会社側も的確な提案がしやすくなり、デザインの手戻りを減らすことにもつながります。
まとめ
ホームページのデザインは、見た目の好みではなく、ターゲットや目的に合わせて論理的に決めていくことが大切です。
- ターゲットとサイトの目的を明確にする
- 好みではなくターゲットに響くかで判断する
- スマートフォンでの見え方を必ず確認する
- 情報の優先順位を意識したレイアウトにする
- 更新のしやすさも考慮しておく
これらのポイントを押さえておくことで、公開後に「思っていたイメージと違った」「更新しづらい」といった失敗を防ぎやすくなります。
弊社では、播磨地域の中小企業様のホームページ制作を数多く手がけてまいりました。デザインの方向性でお悩みの際は、お気軽にエスティー・クリエイティブまでご相談ください。


